同時に卓越したトレーサビリティーも実現しており、お客様に安心して製品をお使いいただける体制を整えております。
日美は企業目的に「品質第一」を掲げ、追求し続けています。「垂直統合型生産体制」によりグループ内で開発・分子設計・樹脂の合成・顔料練肉・調合・充填・包装を含めた生産・サービスまでを行い、全てのプロセスにおいて品質を高める活動に取り組んでおります。
日美では、世界で変わりゆく規制や市場の状況をいち早くとらえ、求められる製品の供給責任を果たしております。一貫生産を軸に垂直統合型生産体制で、製造工程を自社で管理しており、一般のジェルネイル製造会社に比べ、外部から影響を受けにくい体制を構築しています。
また災害時の安全在庫の保有、代替え製造設備の確保、生産拠点のバックアップなどのBCM(事業継続マネジメント)体制を整え、お客様への安定供給に努めています。
昨今の気候変動による自然災害、情勢不安によるサプライチェーンの問題、爆発事故等による原料供給の遮断、海外の新型コロナウィルス感染症による工場の閉鎖や電力不足による操業停止など、製造業は様々なリスクに直面しています。
日美では万が一の状況下を想定し、非常時においてもユーザー様に安定した供給責任を果たせる様にリスク評価を元に有効な対策を講じております。
万が一、自社の施設及び設備の稼働が不能となった場合、反応器などの合成に関わる生産設備については、バックアップ先である合成受託会社との委託生産に速やかに切り替え、滞りなく継続的な生産を行い、全社を挙げて供給責任を果たします。
災害発生時や情勢不安定による原材料の入手困難な状況を想定して、原料不足などの事態に陥らない様に自社の危険物倉庫に半年程度の在庫を常備しています。さらに、外部の危険物倉庫にも原材料を分散して保管しており、万が一の災害や予期せぬ事態に備えます。
万が一操業が不能に陥った場合でも、拠点毎に化粧品製造業認可を取得し、同等品質の製品が製造できる様に、同一メーカーの製造設備をそれぞれ保有するなど拠点間相互バックアップ体制を整えています。十分な台数の代替え機を保有するなど、不測の事態においても生産への影響が最小限に抑えられる様に万全の体制で備えております。
その他、人材分野、知財分野、経営分野においても多角的なリスク評価を実施し非常時においても安定した経営基盤を構築してまいります。