R&Dセンターでは、工学博士が監修を行い、ウレタンアクリレートオリゴマーを主に研究・開発しています。科学分析装置を用いたオリゴマーの化学構造の分析・分子設計・ラボレベルでの合成はこのR &Dセンターで行われます。またGCMS、FT-IRなどの分析装置ではジェルネイルに含有している成分の同定を行うことができ、検体の毒性や安全性なども検査することができます。
ラボからのスケールアップは自社の合成装置をもちいて量産化します。ジェルネイルの主原料はこの反応器を用いて化学合成することポリウレタン(ウレタンアクリレートオリゴマー)が製造されます。化粧品原料製造に適したクリーンな環境で合成されたポリウレタン(ウレタンアクリレートオリゴマー)は全て米国PCPC(パーソナルケア製品評議会)のINCI名登録がなされた化粧品原料として自社製造しております化粧品配合用途の原料を使用したジェルネイル製品は多くの国々に化粧品として輸出がし易くなります。
コンタミの許されないクリアジェルは専用のクリアジェル製造室で製造されます。大型の産業用遊星式攪拌脱泡器を用いたクリアジェルの製造では約5分で攪拌と脱泡処理が同時に完了します。10kg〜100kgの製造においては小型の攪拌釜を使用してクリアジェルを製造していきます。
カラージェル製造室ではラメを配合しない、カラージェルの製造を専門に製造しています。産業用遊星式攪拌脱泡器を用いたカラージェル製造は約5分で2Kgのカラージェルの攪拌と脱泡処理が同時に完了します。大切なお客様のビジネスにタイムリーにお答えする、圧倒的なスピードと高品質な製造を実現しています。
ラメが他の製品に一切混入しない様に、ラメを使用したカラージェルの製造は別拠点で行い完全に隔離された安全な場所で製造しています。ラメのカラージェル製造員は専業化されており、他部署の製造員とは人的な交差や行き来が一切ない様に徹底されています。また、どんなご要望にもお答えできます様に1000種類以上のラメやホログラム、パールやマグネットパウダーを始めとする圧倒的なレパートリーでお客様のご希望に沿った魅力的なカラージェルをお作りしています。
お客様からご依頼のあったカラージェルはこちらのカラーマッチングセンターで調色します。常時7名の調色技師がご希望に沿った色味に調合するだけではなく、粘度や筆滑りなどの塗り心地なども精密に調整していきます。分光光度計を用いたカラーマッチングシステムでは人の目では感知できないほどの微差まで感知し色差を数値化することが可能です。印刷所などでも使用される様々な光源で目視検査ができる光源検査機なども用いて精密な調色を実現しています。
ジェルネイルが製品となる重要な製造工程では、衛生対策に重点をおき、お客様の製品を丁寧に充填、お仕上げします。充填は全て機械で充填されるため正確な重量を充填できます。また、バルクのロット毎に洗浄された新しいタンク使用して充填するので、色が混ざる、ラメが混入してしまうという心配は一切ありません。複数の機械式充填機、サーボ式充填などを完備しています。
容器へのラベル貼りやシュリンクはこちらの包装室で行われます。製品の顔となる最終的な仕上げ作業となり重要です。明るく見やすい照度の環境で外装の傷や不良がないかも厳しく検品していきます。
お客様からお預かりした容器の資材、シールなどは適温・適湿で保管します。流動性のある容器や資材の在庫は無料でお預かりしておりますので、納期を急がれる急な場合でも、お預かりの資材からスムーズに充填させていただき、速やかにご納品させていただきます。